op-ns’s blog

プータローから准看→正看護師→認定看護師への道のり

プータロー 夏の終わりに母から最初宣言

2000年の夏、3年間勤めた花屋を1月に退職し、私は次にやりたいことも見つけられずブラブラしていた。この当時、私の家族は母と妹だけで、お金もなくお風呂がないボロアパートに住んでいた。なので、何かしてお金を稼ぐ必要があったけれども、何をしてよいかわからずブラブラしていた。文字通り本当にブラブラしていた。一先ずダイエーでアルバイトなんかもしていたけど、とっても貧乏だった。どうにかしないといけないと思っていたけれども、何もかも面倒になっていた。

 ある日、母が、「お姉ちゃん、このままじゃあかんと思うのよ。一先ず、お母さんの勤めている病院の系列に看護助手として働きに行って。」と言われた。けれども私は母のことが大好きだけど大嫌いというややこしい感情のもとに生きていたので、母の言うことに絶対に従いたくなかった。けれどもお金は本当にないし、妹にひもじい思いをさせたくなかった。なので母に「面接だけなら受けたるわ。もし無理やと思ったら断るから。」と返した。母は私の顔をまじまじ見て、「お姉ちゃん、家にお金いれてないやろ。家にお金入れないなら出ていって、出ていけないなら仕事して。仕事を見つけてきてあげたのに、馬鹿じゃないの?とりあえず面接に行くように。」と最終宣告されてしまった。ここまで母に宣告されてしまったら面接に行くしかない。病院だけは勤めたくないのに。看護助手って何をするの?嫌やーーーと思いながら渋々、母の最終宣告に従った夏でした。